午前二時のざれごと

R1250RS/RnineT Scrambler/たまにセロー250

奥山林道を走りに行ったが…

CRF250、DRZ400、セロー250と初めて3人揃ったので、山形側から鳥海山を越えて法体の滝方面へ通じている奥山林道へ向かった

 

正直セローでの高速道路はつらい。途中でCRFと交換したけど同じ250とは思えないほど快適だった

CRFは重いから購入時に選択肢から外したけど、近くに林道がなくて長い距離自走することが多いならCRFの方が快適かもしれない

 

奥山林道は良さげな林道を探しているときにとあるブログで見つけて、入り口だけグーグルマップにマークしておいた

 

グーグルマップを見ると道が一本しかなくてっきりずっと一本道だと思いこんでいたが結構分かれ道がある。この看板のある場所は左に行くとすぐ道が無くなっていたので右だと分かった

 

一本道だと思いこんで突入したのでここで困った。携帯もすでに圏外だったので調べようがない。間違ってたら戻ればいいかと気軽にロープの外れている右を選んだ

 

草が生えまくりだったが一応道があり進行方向はずっと分かる感じ

 

ここでも分岐が現れるが直感で左に進む

 

チクチクする草を刈りつつ

 

走りごたえのある道をクリアしながら進んでいく

 

草がすごいけど所々に朽ちたカーブミラーがある

 

カーブミラーが建ってるし道あってるんじゃね?という空気が漂う中、道が崩れている場所に出る

土砂が流れたように凹んでおり写真じゃ伝わりにくけど40センチくらいの壁になっている。勢いで行って上から引き上げれば行けないことはなさそうだったが、右側にバイクを落とすと救出不可能そう&越えた先が通行不能だと戻るのが困難ということで引き返すことに

 

ここまで戻り舗装路の方を進む

 

少し進むと洗い越しが!

 

めっちゃ林道感ある写真が撮れたとキャッキャしてここで長めの休憩をした。セローをキーオフにしわすれライトが付いていることに気づかずに…

 

洗い越しから少しは舗装路が続き絶対道こっちだろwwwという空気になり、川の横断もありテンションが上がる

 

しかし川を超えた先にめちゃくちゃ急な坂が現れる(写真じゃ伝わらないやつ)前日が雨でそこそこ地面が湿っぽいなかなんとかCRFとDRZは登り切るが、セローの山のすり減った純正タイヤが全く踏ん張らずに苦戦していると、なんとセルが回らなくなる

 

カッカッカッみたいなセルが回りきってない明らかにバッテリーが減ってる嫌な音。1速に入れた状態でスタンドを下ろしてエンジンを切る癖がついていて、洗い越しで休憩したときそのままキーオフにせずライトがつきっぱなしだったのと、林道に入ってからエンストを繰り返し頻繁にセルを回していたのが原因

一旦坂を下って体制を立て直して平地で押しがけしてエンジンをかけることができたが、こんなところでセルが回らなくなるなるのはまあ焦った。ジャンプスターターを買おう…

 

セローをアイドリングで下に放置して、とりあえず上に登った2人に方へ行く。行く手には最初の坂より更に急で丸太が連続して埋め込まれている超難関の坂がありセローでは進むのは困難だと確信した

そこそこなタイヤを履いたDRZすら登り切ることができなかったので、我々の技術では無理ということで引き返す

 

 

行きは普通にクリアした川も逆からだと意外と苦戦を強いられブーツが水浸しになった

 

やっぱこういう場所走るためのバイクだわと思いながらセローの足つきの良さと極低速のトルクの太さで難なく通過。見てるとこういう道のCRFは足つきがつらそうだった。DRZは排気量に物言わせて吹っ飛んでた

 

こうなるともう行ける道がないので最初の分岐点まで戻って、左側へ

 

この建築物が参考にしたブログに乗ってたという記憶が蘇り絶対こっちで道あってるだろと士気が回復する

 

真新しい橋の上で空気圧を落とす

 

そっからもうガレ場&ガレ場でとっさに道を選びながら進む面白さを感じながらひたすら進む

 

しかし途中で道が派手に崩落しており進行不能

 

右側に落ちたら10メートルくらいあるし普通に死亡しそうだったので、命をかけた一本橋は却下した

 

どうしようもないので引き返す

 

下りのガレ場は最初は恐怖しかなかったけどやはりとっさに道を選んで進んでいく感じが面白い

 

ということで奥山林道を走破することは不可能でした。3人で入る林道は楽しいですね

あの崩落はもう復旧しないのでは?