午前二時のざれごと

R1250RS/RnineT Scrambler/たまにセロー250

Tracer9GT+Y-AMT 24時間レンタルした

Tracer9GT+が気になっているのでYSPで24時間レンタルして600キロ走ってきたので感想を雑に書いていく

今年に入ってから今乗ってるR1250RSで長時間乗っていると肋骨の下あたりがかなり痛むようになってしまい原因はおそらく普段の姿勢の悪さから来るストレートネックのような気がしているので前傾にならないアップライトなバイクで痛みが出るか試してみたかった

前の週に試乗会に行ってMT-09のY-AMTを初めて乗ったら結構いい感じだったのでじっくり体験するために1日レンタルすることにした

ちょうど今月いっぱいY-AMT体験キャンペーンで全体から1万円引きになるクーポンが配られていてお得にレンタルできた。レンタル車両はローダウンリンク入ってて今乗ってるR1250RSとシート高がほぼ同じなので補償オプションはつける気がなかったけど、来店時にコケると結構値段行きますよと言われてビビって現地で追加した

24時間レンタル代26,500円+補償オプション6,000円-クーポン1万円で合計22,500円を支払った

塩対応のお姉さんにイグニッションのオンの仕方とY-AMT使い方とモードの切り替え方だけを説明されてえ、説明これだけ?と思いつつACCの使い方を聞いたらあまり理解していないようでタブレットを持ってきて説明書を読みながら解説していた。色々動画をみてある程度の予習はしてきたので出発

出発時のODOは50キロでおろしたばかりの新車だったのでレンタル第一号だったっぽい

ちなみに普段のツーリングスタイルは日帰りで400~600キロを走ることが多くて近場のツーリングはあまりしない。弾丸ツーリングも好きでで2泊4日で2000キロとかもたまにやる。長距離メインでバイクに乗ってる時間が長ければ長いほど楽しい。現在乗ってるBMWのR1250RSはホイールベースが長くてキャスターも寝ているスポーツツアラーなので比較するTracer9GT+はスポーツ寄りのディメンションになるので普段SSとかストファイ乗っている人にはなにも参考にならない可能性大

 

初手、ゲリラ豪雨

スマホのナビをセットすることもなく適当に看板だけを頼りに行きたい方角に走ってある程度慣れたところでコンビニに入った。Y-AMTのオートマモードで走行していたけど知らない街中で慣れないバイクでいきなりの雨でもクラッチ操作が無いだけで随分精神的な余裕が持てるなと実感した

 

今回のルートは普段走り慣れてる地図を見なくても道が分かる場所を選んで日頃のツーリングでストレスを感じやすかったり今乗ってるバイクと体感で比較しやすいワインディングを走る計画を立てた

八戸から出発して

三陸道(基本1車線の自動車専用道路)を通って

岩洞湖のある455(緩いコーナーの続くハイスピードワインディング)に向かい

八幡平アスピーテライン(タイトな峠)

を通って街頭が一切ない農道を通って帰宅する。

翌日はR1250RSを運転して八戸まで向かった285を通り454(車線狭くてアップダウンの激しいタイトな峠)をトレースして返却しにいく

 

車体

R1250RSと比べるとシートに座ったときリアタイヤが自分の近くにあるようなコンパクトさを感じた。メーターも視線のやや下に設置されておりアドベンチャーバイクのような囲まれているコクピット感は無くてMT-09ベースにカウルとスクリーンが付いたなという感じ

特に海外ではボロクソに言われてる顔は個人的にめちゃくちゃ好みでライトまみれの顔面もボンネットにライトついてるラリーカーみたいでクソかっこいいと思う

 

ACC

まず結論から言うとACCの評価は120点。俺が求めていたのはこれといった感じ

個人的にハイパワーな大型バイクこそACCが必要だと思っていて、今回初めてバイクのACCを使ってその持論は間違っていなかったと確信した

使い方は普通のクルーズコントロールのように最初に速度をセットするとその速度で走り続けて前に車が現れるとメーターに捕捉したマークが表示される。そしてその車がセットした速度より遅いとバイクが勝手に減速して追従、車が加速するとセットした速度を上限でバイクも勝手に速度を上げて追従する

追従する車間も4段階で決めれるのだがこれがかなり上手い設定になっている。以前別のバイクのACCが最短距離に設定しても車間距離が空きすぎていて高速だと割って入られるみたいな記事を読んだ記憶があってこの部分が気になっていた

トレーサーの場合最短距離にすると車2,3台分の車間距離で高速道路では明らかに近すぎる、下道でも流れ速いとちょっと近いかなと感じる車間で法定速度でちょうどいいくらいの近さになっていた

クルーズコントロールを解除する操作をしない限り捕捉も常にし続けるので高速道路とかは100キロに設定して前が詰まると減速して追従、追い越し車線にでたら加速して走行車線に戻ってまた前が詰まると追従の繰り返しなので楽

そして個人的に一番使いたいシチュエーションの信号機の少ない3桁国道で追い越ししきれない5台くらいの車列に入ってしまったときの使用感がとても良かった。大体そういう道は微妙に曲がりくねっていて先頭の車両は一定の速度で走ることのできない下手くその場合が多く速度が上がったり下がったりで凄まじいストレスだがACCを使って少し遠目に車間を設定しておけばスロットル操作をしなくても良いのでかなり穏やかに運転できる

大型バイクに乗っていてこのシチュエーションが一番ストレス感じるのでその部分がACCで楽になるのは予想通りだった

ただ下道は車間を遠目に設定しているとACCの捕捉が外れやすい。特にブラインドコーナーと高低差のあるコーナーが場所が外れやすいと感じた。60キロの流れに80キロでACCをセットしていると捕捉が外れた瞬間80キロまで加速しようとしだすのでコーナーは特に危ない。下道は流れの+5キロくらいの速度にセットしておくくらいが安全かなと思った

ACCの減速は基本的に勝手にYAMTがシフトチェンジしてエンジンブレーキだけど信号だったり急な速度低下になるとブレーキがかかって20キロを下回るとメーターに運転者の操作を要求してくるメッセージが表示される。

説明書を読むとそれを無視してぶつかりそうになるともっと強い警告画面が出てくるっぽいけど今回のレンタルでは流石に試さなかった。KTMが乗せてるBOSCHのACCは完全な停止から発進まで制御しているのでヤマハもいずれはそうなる?

ACCで減速してるときにどのくらいの減速Gでブレーキランプが点灯してるのかが気になった。エンブレ程度の減速でパカパカブレーキランプ付いてたら嫌だな

高速で前に荷物満載のアメリカンが2台いたのでACCを使ってみたけど前の2台が位置を変えたりするとたまに捕捉が外れたので、マスツーなどで使う場合は先頭で使ったほうがいいと思う

結論:ACCは下道でも十分使える性能だった

 

Y-AMT

個人的にはマニュアルモードのハンドシフトが滅茶苦茶楽しかった

左手側で自転車のように人差し指でアップ、親指でダウンできる。右手でスロットルを握っているときって親指と人指指には力を入れないで隙間が空いてますよね❓️ちょうどその隙間にシーソースイッチが収まってくるような配置で無理な指の動きは要求されない。一応シーソースイッチなのでアップ側(+)を裏から押すとダウンできるけどスポーツ走行するなら2本指を使ったほうがスムーズだった

1→2の変速ショックは多少あるものの自分は全然気にならなかった。R1250RSで1→2をクイックシフターで入れたときのような車体が前後に揺れるようなショックは無い

ATはDモード、D+モードの2つがある

Dモードは街乗り向け、D+モードは高回転まで引っ張るスポーツ走行向けらしい。ATはシフトチェンジは完全に機械任せでダウンはできるけどアップはできない

街乗り向けのDモードでもATは機械が3000~4000rpmまで引っ張りたがって淡々と走りたいときはうるさい。例えば60キロ巡航しようとすると3速3500rpmくらいになる。特に55~65キロくらいで速度が上下しているときは酷くて2⇔3を頻繁にシフトチェンジされて滅茶苦茶うざい

マニュアルで60キロ2000回転くらいで走ってる状態でATモードに切り替えると一気に3速まで落とし始めて意地でも3000~4000rpmまで回転数を上げようとしてくる。多分なにか技術的な理由があるんだと思うけど一定速度の巡航はATモードは使う気が起きない。年次改良とかソフトのアプデで設定できたりマニュアルモードの癖を学習してくれれば良いんだけど

スポーツ走行向けのD+モードはクセが分かると峠で使うと意外と楽しかった。ツーリングの終盤で峠の下りで楽に流したいなみたいな場面でちょうど良くて、エンブレをかけるとシフトダウン、パーシャルでコーナー入ってスロットル開けるとシフトアップし始めてY-AMTと息が合うと今までにないスムーズさで不思議な感覚で走ることができる

コーナーの途中でいきなりシフトダウンみたいな状況は今回は起きなかった。IMUとY-AMTは連動していないらしいのでスロットル開けながらコーナーに突っ込んでいって途中で閉めるとシフトダウンしそうな気はするけどある程度走ってるとなんとなくタイミングが分かってくる

 

MTモードは3つのプリセット+カスタム2つの5つでモードによってサスのセッティングも連動して変わってた。サスペンションも更に細かく減衰などの数値をいじれるのでここらへんはBMWと比べてセッティングの幅が広いなと思った

MTモードは巡航はストリートでワインディングはスポーツモードを使っていた。AT⇔MTを切り替えるとMTのモードが初期のストリートに戻ってしまうのはなんとかできませんか?

Forzaみたいなレースゲームをマニュアル設定にしてコントローラーでプレイするとXボタンBボタンの親指だけでシフトチェンジできるんだけどMTのY-AMTの操作感はそれ。ちょっとゲームっぽい

5速でコーナーに突っ込んでいって親指のダウンボタン2回連打して一気に3速まで落としてスロットルガバ開けしながら6速まで上げる動作が脚のシフトペダルより明らかに速くて手だけで完結してるのでコーナーを曲がる一連の動作がより洗練されているような感覚で気持ちが良かった

MTでも回転数と速度が合わなくなった場合のみシフトダウンだけ機械が自動で判断してやってくれるので6速のまま信号で停止しても自動的に1速まで落としてくれる

Y-AMTは既存のクラッチとシフトペダルに部分に後付けでアクチュエーターをつけてそれをボタンで操作しているので、マニュアルモードは普通のシフトペダルとレバーと比べても感覚のズレは一切無いのでバイクの本質的な面白さは全く変わっていないと感じた

オートマアレルギー発症してる人の声がデカい気がするY-AMTだが実際に乗ってみると合う人にはかなり面白いと感じられると思うので気になっている人は1度ワインディングでの試乗をおすすめしたい

 

マトリクスLEDヘッドライト

これを試したくて日が暮れるまで延々と遠回りしながら走って街頭の無い広域農道を走ったのだが正直ACCよりも感動した機能だった。ハイビームのトリガーを上に押し続けるとオートハイビームになるのだがとにかく視界が明るすぎてびっくりする

ハイビームだから当然明るいのだが下2つのコーナリングライトとあとなんかが足元のフロントタイヤの横らへんまで照らすので明るい範囲が広く感じる。対向車が来ると認識して右側のライトだけ下向きになったり色々切り替わっているのが分かる

人間がハイビーム切り替えるよりは少しラグがあるので対向車の人がどのくらい眩しいと感じているのかは分からない。ここらへんの感度も設定で買えられるのだが中設定で使い続けてパッシングされることはなかった

見た目のインパクトだけじゃなくてしっかりと中身の機能が伴ったライトだった。日が暮れてから県境の真っ暗な道走ることが多々あるのでこれはかなり欲しい

 

車載システム

今回のレンタルではヤマハのライディングアプリを入れて無線でバイクと繋ぐ方法だけを試した。メーターにマップを表示させるには複数のアプリと有線接続が必要だがそっちは試してない

 

期待もしていない車載システムだったが繋いでびっくり個人的に超高評価だった。youtube musicに対応しており走りながら音楽のプレイリストやアルバムなどの操作が行える

 

なんとポッドキャストにも対応しておりしかも個別のチャンネルのエピソードまで選択できる。バイクに乗りながら音楽やポッドキャストを聞く人はこの便利さが分かるはず

BMWの車載システムはそもそもyoutube musicを認識しないので受け付ける操作は曲送り戻しくらいでプレイリスト変えたりポッドキャスト聞いたりはスマホの操作が必要。ホンダのアフリカツインみたいにメーターにAndroid Auto内蔵してくれるのが理想ですがこれでも100点

 

ライディングアプリ

カスタムモードの細かい設定やサスセッティングは無線で繋いだアプリからも変更できる。

 

特にサスペンションの設定はBMWと比べて細かくできるなと思った

 

全体的にBMWのアプリよりはるかに使いやすく見やすい。また車種ごとの距離ランキングみたいな遊び心もあっていじってて面白かった。Tracer9GT+みたいなハイテク装備満載のバイク乗る人はアプリで走行データ眺めるのも好きな人多いのでは

 

スクリーン性能

手元のスイッチで上下できる電動スクリーンは一番上まで上げると173cmの身長だと風切り音は消えてヘルメットの上らへんをかすっている感じだった。シート上が完全に無風の空間になっていて横の風の巻き込みは腕らへんで発生していた。スクリーンを一番上まで上げると吸気音が急に聞こえてくるので分かりやすい

R1250RSの純正スクリーンは取り付け位置によってが弾いた風がちょうどヘルメットにあたってスクリーン無しの状態よりうるさくなるのでそれが気になっていた。また社外のロングスクリーンをつけると正面は全て無風になるのだが風の巻き込みがちょうど背中で起こって後ろがめちゃくちゃ冷える状態になるので、Tracer9GT+のスクリーン形状はそこら辺も考えられて作られているのか不満はなかった

 

スイッチボックス

今回のレンタルでウインカーだけが最後の最後までスムーズに操作することができなくて目視が必要だった

左右2つのボタンが独立していてチョビ押しで3回点滅なのだがこの加減が分からなかった。ウインカーも右ウインカーを出したら再度右のボタンを押して消すのだがなんとなく左側のボタンを押してしまいそのまま左ウインカーを出してしまう

ウインカーは時間で勝手に消えるしおそらくこの独立したボタン配置はチョビ押しの3回点滅を売りにした配置だと思うのでここらへんは慣れの問題で、慣れれば従来のウインカースイッチより便利だとは思う

あとボタンにバックライトが付いていて夜間走行の真っ暗な中でも何のボタンなのか分かるようになっているのが偉い。他メーカーも見習うべき

 

水の跳ね上げ

R1250RSは何故かリアインナーフェンダーが無くて濡れた路面の上を走るとリアタイヤが跳ね上げた水が全て自分のふくらはぎより下にかかって雨が降ってないのに濡れた路面を走るだけで靴がビチョビチョになって跳ね上げた小石も靴の中に入ってくるという最大の欠点がある

レンタル開始から土砂降りで高速を走ったけどTracer9GT+はフェンダーがしっかり仕事をしておりリアタイヤの巻き上げた水がそのまま自分に飛んでくることはなかった

逆に正面はボクサーエンジンの張り出しが無いので普通のバイクで雨の中走ると結構足の甲が冷えることの気づいた

 

ワインディング

県境にある道幅の狭いタイトな峠だったりアスピーテラインみたいなワインディングは圧倒的にTracer9GT+が楽しかった。R1250RSと比較するとホイールベースは30mm短くてキャスター角も立っていて車重も20キロほど軽いのでとにかく切り返しが軽くてパタパタ倒れるのでタイトコーナーが非常に楽しい

R1250RSはタイトなワインディングだとどうしても車重と切り返しの重さが気になってしまう。パタパタひらひら感は皆無で低重心からくるオンザレール感と地面を這うような感覚が強くて高速コーナーの多い場所だったり北海道みたいな土地だと終始気持ちよく走れるのだが県境の峠などでのスムーズさにイマイチかけるなという不満がずっとある

切り返しの軽さとパタパタ倒れる感じがまさに昔乗っていたMT-09を彷彿とさせてTracer9GT+はツアラーの振りをしているけど根っこにはMT-09があってそこに快適性を付け加えていったような感じがする

R1250RSは長距離を快適に走るツアラーを大前提にそこにスポーツ走行も気持ちよくできる要素を足していっているようなベースの違いみたいなのを強く感じた

 

シート、姿勢

前モデルよりマシになったらしいがシートはまだタンクの方に角度が付いているように感じる。アップライトな姿勢もあってか2時間程度で少し尻は痛くなるが座っていられないというほどでもなく、あくまで何時間座っても痛くならないR1250RSのシートと比べた場合の話

アップライトな姿勢は173cmの身長ではかなり自然な殿様スタイルで肘も自然に曲がって問題の肋骨も痛くなることはなかった。R1250RSはおそらく180cmくらいを基準に作っていてハンドルが遠い。ツアラーのエセセパハンでも意識して肘を曲げて軽い前傾姿勢を取らないと腕が突っ張ってしまう

 

巡航

前乗っていたMT-09はフルエキとサブコンを入れてるせいもあったと思うけど60キロ前後がドッカン加速手前で寸止めされている回転域で凄まじいストレスを感じながら走っていた記憶が強く残っていたけれど、このTracer9GT+のCP3エンジンは60キロ巡航でも全くストレス感じない味付けになっていた

Tracer9GT+はぬあわキロくらいからエンジンが絞り出している感じが強くなってくる。これは慣れだと思うけれどスクリーンを上まで上げて無風状態にすると高速巡航時の回転数が高くて少しうるさいと感じた

良い意味でも悪い意味でもエンジンが軽く回っているような感覚

 

ボクサーツインは一定速度の巡航がとにかく気持ちいいと思っていてどの回転域で走っていても人間とバイクがカチッとハマったようにどこまででも走れそうな感覚になるし底の見えないトルクを感じる割に急かされている感覚にもならない

高速巡航でも回せば回すだけトルクが湧き上がってきてシフトカム作動するとそこからまた一段階加速しだすので常にトルクの手応えがあってエンジンを使い切ってる感は一切感じない

そもそも排気量が全然違うので比べるのもおかしいけどエンジンの重厚感、精密感滑らかさは圧倒的にR1250RSが上

ただTracer9GT+のほうがエンジンの美味しい部分を幅広く使って走っている感じは強い

 

どっちも平均80点でR1250RSはツーリング90点スポーツ80点、Tracer9GT+はツーリング80点スポーツ90点のイメージなんだけど、峠の楽しさの10点分がとても大きな差に感じられて今乗っているバイクがR1250RSじゃなければ即決しているくらい手に馴染んで気に入った

3Dプリンターで工具箱にソケットホルダーを作った

去年のプライムセールで購入したBambu LabのA1miniを使って工具箱にソケットホルダーを作ってみた

 

そもそも工具を直置きしており、さっきまでそこにあったはずのソケットが頻繁に行方不明になるのでちゃんとした工具箱を買って定位置を作ろうと思いアストロプロダクツの3段ツールボックスを購入した

www.astro-p.co.jp

 

3Dプリンター界隈で42mm×42mmを基準に作られた箱を1binとするGridfinityという収納システムの規格があるのでそれを採用した。BambuのMaker Worldという3Dデータが公開されているサイトで検索するとこの規格に使える他人の作ったモデルが無数にあるので今まではその中から欲しいものを探したり、ブラウザ上で簡単にモデルを作れるGridfinity Generator(上の画像)などを利用していたが、今回は自分の手持ちの工具にジャストフィットするホルダーを作りたかったのでモデリングも自分ですることにした

 

モデリング経験一切無しの状態で選んだソフトはFusion360。youtubeなどで一切基礎を学ばす分からないことは全てスクリーンショットを撮って逐一Geminiにやり方や操作方法を聞きながら基本操作を覚えていった。簡単に言うと平面に◎を書いて押し出すと3Dのバームクーヘンになる感じ。なのでソケットを入れる穴を作るだけならそこまで難しいことを覚える必要もなかった

 

Fusion360にGridfinityGeneratorというプラグインがあり細かい設定を決めるとベースになるGridfinityのbinを自動で生成してくれる。上のモデルの場合yに1bin、xに3binの中身の詰まったbinを生成してそこに自分でソケットの穴を開けていく感じ

 

ソケットの種類によってホルダーの高さにばらつきが出るとカッコ悪いのでディープソケットなど全体を見て穴の深さなどを考えながらベースになるzの数値を決める

ソケットを差し込む穴は実際の作業中に片手でさっと仕舞えてさっと取り出せるのが理想で実際にノギスでソケットの外径を図って決めていく。ぴったり過ぎると片手で取り出せないしガバガバ過ぎると仕舞うときに倒れる

 

印刷すると冷えたときの素材の縮みで想定よりキツくなったりするので0.1mm単位で調整しながら何回か印刷してベストな数値を見つけていく

 

毎回1bin印刷するのは時間とフィラメントの無駄だということに途中で気づいた。8mmくらいの厚さでテスト用の径を印刷してこれをソケットに通すのが効率的だった

 

凹で文字を印刷するより凸で印刷したほうがきれいに仕上がったり作業していく中でも気づきや改善点が思いついて楽しい

 

こういう表面が荒れたり失敗したところも写真を添付してAIに聞くとだいたい解決策を挙げてくれる。今まで人の作ったモデルを人の設定した数値で印刷していたのでスライサーソフトの数値や項目を少しいじるだけで仕上がりが大きく変わることを知らなかった

 

A1miniは18cm×18cm×18cmが最大造形サイズで4binが最大なのでうまい具合に同じ種類のソケットが収まるようにホルダーを印刷していく

 

ちょっと複雑な形をした変換アダプターもツライチで収まるように印刷できるようになってきてかなり楽しい

 

binをはめ込むベースも作っていく。これもプラグインで数値を入れるだけで簡単に生成できるので工具箱の幅と長さを図って余白部分をどのように配置するか決めるだけ

 

ただ問題があってアストロの工具箱にロック機能が付いていてここの出っ張りをどうかわすか。ヤスリで削るのも面倒くさそうだなと思ってGeminiに聞いたらちゃんと解決策があった

 

まず工具箱のシートを外して長さの分かるものと一緒に写真をとる。この場合背景のノートの方眼罫が1マス5mm

 

撮った写真をモデルに重ねて位置合わせで方眼罫の5mmに合わせると撮った写真がモデルと等倍になる

 

後はかわす部分をトレースしてモデルを整えると

 

思い通りになるという。こんな直感的に写真を等倍にしてトレースできる機能があるなんて衝撃的だった

 

分割して印刷して敷き詰めるとこんな感じ

 

3mm×2mmの小さい磁石も買ったので事前に開けておいたベースとbinの底に磁石を瞬間接着剤でつけていく

 

贅沢にスペースを使って完成したソケットホルダーがこれ。余ってるスペースはそのうち外したボルト入れとか適当に作って埋めようと思ってる

最大の利点はGridfinityを使ってるので工具の追加、入れ替えがあってもホルダーを作り直せば好きなように位置を変えられる所

 

この馬鹿デカいケースに入ってたTONEのメガネも練習がてらホルダーを作った

 

うまく収まるように試行錯誤しながら

 

できたのがこれ。少しヤスリを使って調整したので70点くらい

 

面白くてその他にも色々作ったけどまだまだ調整が必要。これはバイクが乗れなくなるシーズンオフの楽しみとして残しておくことにした

 

実際このホルダー作ってから少し作業したけどニヤけるほど使いやすくて良かった。素人なので特にトルクスはサイズ小さかった、大きかったが頻発するのでその時サッとひとつ違うサイズのソケットに持ち替えられるのが快適すぎる。差し込み穴を面取りして作業中のソケットの差し込み易さを重視して作って良かった

まあ何よりこの並んだソケットを見てるだけで謎の満足感がある

bambu labのエントリーモデルのA1miniなので印刷は単色のみ、今回は自分で凸文字をマッキーで塗った。こうなってくるとAMSを追加で買ってマルチカラーで文字の色を印刷で変えたりしたくなってくる…

一昔前の激安3Dプリンターみたいなコピー用紙使ったシビアな調整も無く機械が全てキャリブレーションしてくれてエントリーモデルで3万円。youtubeで昔の3Dプリンター動画を見ていた人は使うとビビると思います

DHLはカス

ドイツの通販で手動タイヤチェンジャーを買ったら到着まで約1ヶ月かかったのでその記録

 

3月4日

ドイツのサイトでタイヤチェンジャー本体とバランサーその他タイヤ交換に必要なアイテムが諸々セットになっているものを買った。PayPalで支払い、荷物の重量は約28kgでDHL Parcel(航空便)で送料は275ユーロ(今のレートで約5万円)

 

3月6日

荷物はDHLに引き渡され追跡番号がショップから送られて来た

3月7日

荷物処理済み、目的地域に輸送中のステータスに変わった

 

同じショップで個人輸入した人のブログなどを読むと4,5年前の記事だが大体8~10日で手元に届いているようだったのでしばらく待つことに

 

3月17日

発送から10日経ったが目的地域に輸送中のステータスから変わらないので、中東情勢が良くないことは分かるが荷物の現在地を知りたいのでショップにDHLへ調査(Nachforschungsauftrag)の開始をして欲しいとメールした

ショップのレスポンスはかなり良くて朝にメールを送るとその日の営業の開始しているであろう日本の18時前後には返信がきた。内容は「私たちのDHLへの発送の手続きに問題はなかった日本には2週間前後時間がかかるのでもう少し待って欲しい。状況が更新されなければDHLに再度連絡する」というものだったので待つ

 

3月23日

2週間以上経過したが3月7日から追跡の更新が無いので再度メールを送る。270ユーロの送料を払っているので正式な調査依頼(Nachforschungsauftrag)を直ちに開始して荷物の現在地を突き止めろという少し強めの内容

これもその日のうちに返信が来て

「すでに調査依頼書を提出したが返答がない(追跡番号や住所が手書きで書かれている調査書のコピーが添付されていた)今日電話してみたら最後のスキャンはフランスで行われていて遅くとも3月31日には届くはずだと伝えられた。通常日本への配達日数は9~11日でなぜこんなに遅れているのか理解できない。最初のステップとして合計金額から10%の割引を提案します」とのことだった

追跡に反映されてないしなんでフランス?と思ったがドイツの国際交換局がパンクするとフランスまで陸送されてそこから発送されることもあるらしい。10%の割引(50.42ユーロ)は受け入れた

 

3月25日

「詳しい情報を得るため明日再度DHLに連絡する。返金手続きをしたので数時間以内に送金されるはず」とのメールが来る。PayPal経由でしっかり返金もされた

 

3月26日

メールがショップから来る

「DHLのサポートについて非常に混乱している。以下の情報を入手しました。荷物は3月7日にバンコクに向けて発送されて3月8日の6時25分に到着、3月8日午前10時30分に成田空港へ発送され3月9日に到着している。DHLのサポート担当からは日本郵便に電話するよう言われた」

意味不明すぎ。フランスでスキャンされたという情報は何だったのか、もしこれが本当なら荷物はDHLの手を離れて遅延は日本側で起こっていることになるので取り敢えず日本郵便のコールセンターに電話することにした。ただこの時点でDHLの追跡番号は日本郵便側の追跡ページで入力してもステータスを見ることができる状態で相変わらず3月7日を最後に更新されていないので電話しても無駄なことは分かっていた

20時頃コールセンターに電話するも混み合っていますで一生繋がらないので諦める。22時頃もう一度追跡を確認すると3月7日ぶりの更新があった

1度に25日、26日のステータスが更新される。そして荷物はまだドイツにあり関税の追加検査が行われているという内容。フランスでスキャン、すでに日本に到着しているという情報はいったいどこから出てきのか

 

3月27日

午前9時ころ日本郵便のコールセンターに問い合わせたらあっさりと繋がった。聞くだけ無駄なのは分かっているがショップに伝えるため電話して聞いたという事実が欲しかったので追跡番号を伝えると最後の更新はドイツと言われる。利用したショップは3月9日の時点で成田に到着したと言っているが荷物が日本に入ってきた事実はあるかと聞くと日本には入ってきてないとの返答

5万の送料払ってこれはもう付き合いきれないと思ったのでショップに「日本郵便に電話して問い合わせたところ荷物が日本に到着した記録はない、最後の更新によるとまだドイツにある。ここ数日の情報が支離滅裂すぎるので当初DHLが示した3月31日までに届かなかった場合取引自体をキャンセルする意向だ」というメールを送る

毎回メールを送るとその日のうちに返信が来ていたがこの日は返信がなかった。本気で31日を過ぎたらキャンセルするつもりだったのでショップが拒否した場合を想定して支払いに使ったPayPalの紛争について調べ始めた

 

3月30日

ショップからメールが来る

「本日DHLから配送管理部門で荷物が滞留しているとの通知を受けた。DHLからの通知をメールに添付した。あと一日だけ待って欲しいDHLがもっと早くこの滞留を連絡してくれなかったことが全く理解できない。本当に申し訳ない」

という内容だった添付されたPDFの内容は「航空保安法第9a条に基づく法定の航空保安検査の一環として、お客様の荷物を開封し、その内容物を検査する必要がありました。検査の結果、その小包には禁止品は含まれていなかったことが判明した。お客様の荷物はドイツポスト社によって再梱包され、受取人へ転送されました。荷物の配達に遅延が生じたことを深くお詫び申し上げます。」とのことだった

何を言われても31日を過ぎるようだったらキャンセルするつもりだったので特に返信はせずに様子見

 

3月31日

ついに日本に到着する。そして31日のうちに日本の関税手続きは終わり夕方には川崎東郵便局から最寄りの郵便局に向けて走り出していた

 

4月1日

12時51分に最寄りの郵便局到着して14時には手元に来た。日本に入ってきてからはあっという間だった

 

追跡番号のステータスとショップとのやり取りから考察するとおそらく3月7日の「目的地域に輸送中」に更新されたあとはドイツの空港から荷物が出ることはなくて、途中のフランスでスキャンされた、日本にすでに到着しているという情報は全部デタラメで22日間放置され続けてようやくドイツの税関を通り抜けたという感じな気がする

28キロの重量級の荷物だとしても270ユーロの送料を支払っているわけで今回の件は遅延の範囲を逸脱したDHLの怠慢が引き起こした大遅延だと思うので

DHLはカス

とさせていただきます。海外から発送された荷物の取り扱いがDHLの場合、日本人の常識を超えた取り扱いをされるので覚悟してください

結果的に1日オーバーだったけどショップはメールも毎回botではなく人がちゃんと返信している感じでレスポンスもよく腰も低く真摯に対応してくれたと思うのでもっと割引を要求できそうだったが商品も受け取ったので終わりにした

ちなみにメールの英文は全部日本語で打ってChatGPTとGeminiに書かせた。翻訳サイトを使うよりはまともな文章になってるはず。ただGeminiはおべっかすぎて感情の籠もった威圧的な文になるのでこういう場合はChatGPTのほうが使いやすいかなと思った

R1250RSのサービスリセット

お馴染みの1万キロ走行or1年で出てくるサービス警告。イグニッションをオンにするたびにこのウィンドウが出てくるのはまあ良いとして右側の!が点灯しっぱなしになるのがとてもうるさい

 

隣県のディーラーに持っていってもいいけど面倒くさいし3万キロ前後で消耗部品を交換したばっかりなのでこれだけを消しに行って工賃取られるのも嫌なので自分でやる

 

使用するOBD2スキャナーはUCSI-2000

R1250系のサービスリセットの方法を調べると金持ちの爺たちはみんなOBDLink LXを使っているけれど新品1.3万で中古相場も9000円前後で高いのでリセットに使う診断アプリのMotoScanが公式で推奨しているUCSI-2000をフリマサイトで4000円で買った

www.motoscan.de

後継にUCSI-2100があるけれどサービスリセットさえできればいいので探した中で最安値のこれを選んだ

 

MotoScanのアプリ自体は無料だけどサービスリセットするにはProfessional以上のグレードを買う必要がある。コーディングする予定は無いので無料のLiteでUCSI-2000に接続できることを確認してからProfessionalを購入。日本円で4080円だった

 

R1250RSのOBDコネクタは車体右側のバッテリーの隣にあった。イグニッションオフでも通電したけど一応オンにしてからスマホとペアリング

 

設定でスマホBluetoothで繋がっているUCSI-2000を選択してInstrument Clusterから入っていくとサービスリセットの項目があるのでデフォルトの数値のままResetを押すとリアルタイムでメーターの数値が書き換わった

 

調べてみるとABSのエア抜きだったりスポーツメーターの項目を増やしたりコーディングで色々できそうだけどこんなちゃちな環境で失敗したらバイクが文鎮化しそうで怖いのでサービスリセットだけにしておきます

かかった費用はスキャナー4000円/アプリ課金4000円の約8000円。普段行ってるディーラーにリセットだけお願いするといくら掛かるのか知らないけど自分であと2,3回使うだろうし周りにBMWが2台いるのでまあいいとこでしょう

RnineT Scramblerのミッションオイル漏れの顛末

約2年間悩ませられていた2021年モデルのRnineT Scramblerのミッションオイル漏れが完治した(と思いたい)

おそらく自分の新車で買ったRnineTはハズレ個体でした

最初に異変に気づいたのは納車してから1年半、距離にして2万キロいかないくらいのときで洗車したときバイクの下の水たまりがオイルが混じったように虹色になっていてなにか漏れているなと気付いた

エンジンオイルが漏れている様子は無くよく観察するとミッションとスイングアームの間にあるブーツから微妙に液体が漏れ出ていることに気づいた。ただこのときはなんか湿ってるな程度で次の点検のときに伝えておこう程度の状態だった

 

2023年の4月の頭に2万キロ点検でディーラーに持っていった際になにか漏れているという旨を伝えると保証で対応する事になった。シャフト~ミッション部分を分解した結果特に異常は無いので保証が使えなくて実費で請求するかもしれないという恐ろしい電話が来る

実際に取りに行くとカルダンシャフトのブーツ部分の駆動部にグリスがかなり多めに塗られていたのでそれが溶け出して漏れたのではという診断だった。実際に取り外したときに撮った写真も見せてくれての解説だったし一応保証が効いて工賃はかからなかった

 

2023年6月、明らかに漏れ出る量が増え始める

 

2ヶ月前まさに分解整備したばかりのブーツ部分から漏れまくり。ただディーラーが整備したばかりだしいずれ収まるだろうくらいの感覚だった

 

上の写真から1週間後。この症状の特徴としてブーツから漏れるのは走行中のみで休憩中やバイクに乗っていない長時間駐車した状態だと地面に垂れることも無いのでどのくらいの量が出ているのか全く不明だった。信号待ちで止まると触媒にたれて焼ける匂いが漂ってくる感じ

 

そして2023年の6月下旬にR1250RSを増車したのでここからRnineTに乗る頻度は一旦ガクッと減ることになる

 

そして約1年後。買ったばかりのR1250RSの熱も落ち着きまたRnineTに乗る頻度も増えていく

2024年7月下旬の写真。R1250RSを点検に持っていった際もRnineTのオイル漏れが治らない話をしてみるがグリスがすべて溶け出せばいずれ収まるだろうという回答だったがそろそろおかしいと思い始める

 

これは多分グリスが溶け出している訳じゃないと気付き、そもそもどのくらいの量が漏れ出してるのか調べるために周辺をパーツクリーナーできれいにしてから走り出すと数十分でこの量が漏れていた

 

2024年10月上旬。購入してから3年が経ったので車検。そして3年で新車保証が切れるのでもう一度オイルが漏れ出ていることと以前整備してから治っていないことを伝える。ちなみに別の問題として定期的にチェックランプが付いていた

後日電話で同じような症状が他の車両でも確認されておりミッションオイルが漏れ出ている可能性が高いこととチェックランプはエキゾーストフラップが故障していると伝えられる。エキゾーストフラップはAssy交換でエキパイ全交換、ミッションオイル漏れも保証での対応

保証が切れる3年の車検のタイミングで出し切れてよかったか…?

 

車両引取日このガスケットに問題があって交換したと説明とともに交換した部品を見せてもらう

 

2024年11月上旬。全然治ってないんですがそれは…(絶望)

整備後一応試走をしたと聞いていたけれど引き取った当日、ディーラー自宅間の80キロの帰路を走ったあとには既に漏れ出していた。流石にそんなはずは無い、交換した部品にあたりが付けば収まると信じてツーリングに出発し長距離を走ると写真の状態に…

もう一つの問題のエキパイ全交換は在庫が国内に無くて取り寄せに時間がかかるためワイヤーを外してフラップを全開状態にしてチェックランプをつかない状態にして車両を受け取っていた。後日エキパイが取り寄せられたとの電話をもらったが既に11月後半、県境の峠は凍結の可能性があり交換は来年の春先に、オイル漏れも全然治っていないと伝えた

 

2025年5月上旬。オイルが漏れている状態だが車検整備後から2000キロくらい乗ったところでシフトフィーリングが明らかに悪くなり始める。シフトが入りづらいのだが湿式クラッチのエンジンオイルが劣化してきたときの感触とは違う硬質なシフトの入りづらさというか金属同士が擦れているような感触

 

ミッションオイルの適正量は車両を立ててこの入口からオイルが漏れてくるまで。量で言うと約700mlくらいらしい

ちゃんと入っていれば棒状のものを突っ込めばすぐにオイルが付くはずなので六角棒レンチを下方向に向けて10cmくらい突っ込んでみると先端にほんのちょっと付着するだけで予想以上にオイルが漏れ出ていることが発覚する

想像以上に悪い状態になっていたのでこの日からRnineTを動かすのはやめたがこのままでは隣県のディーラーまで自走することもできないし、そもそも整備後の2000キロでどのくらいミッションが漏れ出ているのかが気になったので自分で1リットルのギアオイルを買って補充することにした

 

満タンで約700ml入るミッションに約500ml入り流石に絶句

ディーラー整備後2000キロで500mlもミッションオイル抜けてるなんて思わないって…しばらく200mlで走ってたなんてミッション壊れる^~

 

年末に取り寄せ終わっていたエキパイ交換のお願いを電話でするときにこの状態も伝えた。保証期間が終わったけれどこの状態を治すのに工賃がかかる場合こっちが払うのは流石に納得できないと言ったら整備ミスの場合無償で直しますとのことだった

 

正直このときくらいからかなり辟易していた。次で3回目の修理だし本当に治るのか分からない、再発した場合作業的に実費だと工賃がかなり高そう。そして県内にディーラーがなくて隣県まで行っているので代車があるタイミングでしか持っていけない。そうなると1回修理に出すと乗れない期間が多くなるのでこの修理が終わったら再発する前にさっさと売っぱらおうと考えていた

 

修理に出して約1ヶ月半ほどで作業が完了と電話がきた。結論はやはりディーラーの整備ミスで上の写真で交換したガスケットをほんの少し打ち込み過ぎたようで回転してるシャフトの部品と接触して削れてまた漏れ出したとのことだった

そもそもいちばん最初のグリスが溶け出してるっていうのも間違った結論で最初からハズレ個体を引いて少しづつガスケットが削れたりなんだりして段々とオイルが漏れ出したのだと思う。そう考えるとグリスが溶け出してると思い込んでずっと乗ってた状態も相当ミッションオイル減っていたのではと思ってしまう

人のやることだからミスは起こるだろうし謝罪されたし完全に原因がわかった上での修理だったので多分もう同じようなミッションオイル漏れは起こらないと信じてもう少し乗ることにした

 

4年目にしてエキパイが新品になった

 

500キロほど走行して発見。なんか匂うと思ったら今度は全く違う場所に何かが焼けたあとが…

 

ミッション周辺から何かが漏れている痕跡は見つからないので観察しているとこのカプラーがベタベタしてる。おそらく固定するときにグリスかなんかを塗ってそれが溶け出したのか。ミッションオイルはエキパイに付いてもこんなに焼け跡は残らなかったのでこれこそただの溶け出したグリスだと思いたい…

 

焼け跡の正体を探して下部を覗いていたらこのバンドも支柱から外れているのを発見。ボルトはしっかりしまっているので個体差で触媒部分が交換前より小さくてバンドがゆるくなってしまい走行中に抜けてくるのだろう…

 

1000キロも走らないうちに交換したばかりのエキパイにキショい斑点焼けが。いずれ真っ黒になるし保管環境もあるだろうからあまり気にしないけど1000キロでこれかあ…

 

ミッションのダメージも気になるしなんだかなあ…

 

ただやっぱり本調子に戻った状態で乗ると気持ちがいい。結構本気でボンネビルあたりに乗り換えを検討していたけれどボクサーエンジンの存在感もこのバイクかっこいいなと改めて思う。とりあえず当面の間はこまめに洗車して注意深く乗っていこうと思う

 

今のところ今回のミッションオイル漏れのトラブルとエキゾーストフラップ由来のエキパイ全交換以外特に故障は無い。実際初期型のRnineTを19万キロ乗ってる人とも会ったしXなどでもあまり大きな故障は聞かない

シャフトドライブ周りはR1200GSと共通の部品なのかなと思いもしGSなら同じようなトラブル例がありそうだと思って検索したけれどファイナルドライブギアオイルの漏れなら数件見つけたけれど同じようなミッションオイル漏れは見つけられなかった

ただ新車で200万超えるバイクがたったの2万キロちょっとでこんな故障起こしてディーラーにもよるだろうけど解決にこんだけ時間かかったのは事実として残して置きたい