午前二時のざれごと

おぽちゅにてぃ

1ヶ月目のMT-09SP

先月8月25日にMT-09SPを納車して1ヶ月で約3000キロ走った

 

乗り換え候補として熱心に調べていたのがDR-Z400SM、DAYTONA675、アフリカツイン、街で見かけたMonster1200でストファイ系統もかっこいいなと思い始める

このときは単眼の見た目もあまり好みではなくMT-09には興味がなかったが、2017にモデルチェンジしたフロントマスクがかなりツボで09について調べ始める。乗りやすい万人受けするバイクかと勝手に思っていたけど正反対の性格で楽しそう。そして2018年にSPモデルが発売されたことが決定打となり、年内には全く考えていなかった大型二輪購入&取得

やはり売れてるバイクだけあってカスタムパーツが相当出回っており、Ninja400があまりにも少なすぎて不満だった為そこも結構大きな決め手となった

 

見た目

ストファイにモタードを足したようなスタイルがほんとすき。鋭いフロントマスクから低くて横に広いタンク、シャープなテールから機能性を捨てたリアまわりまでのバランスが完璧。OHLINSのリザーバータンクもぐうかっこいい

 

フルカウルにはないベクトルのストファイ特有の格好良さ無骨なエンジンを中心にまとまってるこのデザインがたまらん。不評気味なメーターもオフ車モタードの意匠を継いでいるようなシンプルなデザインでこのバイクには合っていると思います

 

足つき、取り回し

身長173で足つきはサスの調整で多少は変わるだろうけれどつま先の拇指球が付くくらいで少しケツをずらせばベタ足。Ninja400よりは足つきは悪いけれど、シートが細くなっているので820の字面ほど高くは感じず不安感はなし

取り回しは確実にNinja400より軽く感じます(実際軽い)、押し引きも重心が上にあるような感覚でかなり楽なのですが、それゆえに押し引き中にバランスを崩すと簡単に倒しそうです

 

 

乗り味

トルクおばけ。低速からのもりもりトルク、吹け上がりの良さ&車体の軽さでとにかく過激な加速の仕方をします

特にAモードの鋭いスロットレスポンスでガバ開けすると自分の頭で思ってる加速のしかたと実際の加速が離れすぎててみぞおち辺りが置いていかれるようなセルフチン寒が味わえました。確かにこれはパワーリフトしますわ

普段はB以上、A以下のSTDモードが使いやすく、Bモードはぬる~いレスポンスで雨の日以外使う気にはならないです。本領発揮のAモードはビキビキのレスポンスで開けた倍くらいの加速感なので一番楽しいです。高速道路、慣れた峠道でよく使いますが、市街地のすぐ前に車がいる状況だと使いづらいです

リアOHLINS&フロントKYBのサスは、初期セッティングのままいじらず乗っていましたが、ものがいいとここまでコーナーの安定感に差が出るのかと驚いた。バンクしたときの踏ん張るトラクションのかかる接地感というか…うまく説明できないのでちゃんとしたインプレを読んでくだせえ

とにかくひらひらパタパタ倒れて鬼のトルクで立ち上がり吹っ飛ぶような加速をするのでタイトな峠道がマジで面白いです。峠を走るためにこのバイクを買ったと言っても過言では無いくらい本当に楽しい

 

リミッター

無いと噂されていたリミッターはかかっており6速8000回転でメーター読みぬようキロから上がりませんでした

ストファイなので風はモロくらいますがそこはしょうがない。伏せれば多少はマシになりますが、ぬふわキロを超えた辺りからキツくなりぬえわキロを超えてくると手を離すと離陸しそうなレベルです。カウリングもないので地味に冬の膝が寒そう

 

姿勢 ・その他

上半身はモタードのようでステップはやや後ろにある感じ。ニーグリップもしやすく特に違和感はなく長距離のツーリングでも体の一部分が痛くなることもない。ただシートは巷でも言われている通り前に下がっているので後ろに座っても徐々にズレてくる

500キロ走ると流石にケツが痛くなってくるけど別に取り替えるほどでも無いです。このシートで根を上げてる人が結構いるので合わない人にはつらいシートなのでしょう

ハンドルの切れ角は意外にも見た目から想像していたほどは無かったけどUターンは楽々。ブレーキもラジアルに交換したいところだけど加速に対してもしっかりと効き現状は特に不満もなし

トラコンは普段から介入度を最大の2に設定していますが、大きい段差や砂利道を走ったときにたまに点滅してる程度であまり効果は体感していませんが精神的な安心感は大きいです。ABSは結構早い段階で入ってくるので最初は変な触感に少しビビりました

 

積載・燃費

積載は無に等しいです。シート下収納は皆無ETCが入るくらいで車載工具は最低限のものがシート裏に貼り付けられているレベルです。グラブバーもなくナンバーの付いているスプラッシュガードもスイングアームから出ているので積載で紐を引っ掛けるのには使えません

燃費はタンク容量14リットルで上下するけどリッター20~23キロくらい。タンクの形なのか2/3過ぎた辺りから一気に燃料計が減っていくような気がします。燃費を気にしない乗り方だと200キロ手前で燃料計が点滅してFトリップメーターに切り替わり50キロ走って給油したら12.6リットル入ったので、Fトリップに切り替わってから70キロは走りそうな感じはします。満タンからの航続距離は大人しく乗って250キロ前後くらいだと思います

積載、燃費はバイクを選ぶ上で一番どうでもいい要素なのであまり気にならないです。長距離走るときはエンデュリスタンのブリザードというオフ車向けのサイドバッグを使ってますがいい感じなのでそのうちインプレします

 

エキゾーストノート

アイドリング~3000回転くらいまでは、トライアンフほど主張は激しくないヒュルヒュル、ヒュンヒュンした高い吸気音がします。3000を越えた辺りからガラッと性格が変わったような音になり2気筒のパルス感よりは滑らかな4気筒を曇らせたような濁らせたような、明らかに2気筒でも4気筒でも無い独特な3気筒の音になります。この演出された音の変化が乗っていてめちゃくちゃ気持ちいいです

 

慣らし800キロ辺りで納車前からポチっていたAKRAPOVICのレーシングラインに交換

腹下で巻くトグロとしっとりとしたカーボンの質感がたまらん。純正には無い重厚な低音がプラスされ大型バイクらしいエキゾーストになります

バッフルを抜いた音圧は一定の回転数で走り続ける市街地では疲れるので、目的地に付いてからプライヤーで引っこ抜いてます。軽い吹け上がりに官能的な3気筒サウンド、エンブレを使ったときのアフターファイヤの破裂音が気が狂うほど気持ちええんじ ᕙ('ω')ᕗ低排気量ではたどり着けないこのエキゾーストが走っているときにここまで気分が高揚するものだとは知らなかった

 

ヤマハが開発コンセプトにした"意のままに操れる悦び"が分かるバイクですよこれは。これから走りも盆栽も存分に楽しんでいきます