午前二時のざれごと

R1250RS/RnineT Scrambler/たまにセロー250

真昼岳林道を走ってきた

文字通り殺人的な暑さだった8月はセロー買ってからセロー三昧。たまにMT-09に乗ると大型の狂った加速が超新鮮で楽しい

秋田県仙北市美里町から入って奥羽山脈を越えて岩手に通じる真昼岳林道に行ってきた

 

看板の左の方を道なりに進めば林道入口だけどいきなり間違って田んぼの方に出た。一般農作業爺に道を聞いたら周辺に熊猪用のトラップを仕掛けてあるらしく、林道の道中に熊が出る可能性は普通にありそうだった

 

徐々に道幅が狭く砂利道になっていく

 

ところどころ人の手が入った痕跡がある。ヘアピンカーブが続く

 

特別荒れた場所も緊張するような場所もなく延々とフラットダートで走りやすい

 

道中にノートがいたのは流石にビビった

いくらフラットダートとはいえ結構深い段差もあったしジムニーくらい車高が無いと厳しいと思う。途中で譲ってくれたけど無事頂上まで行けたのか気になる

 

標高が上がるにつれて景色が開けてきて気持ちよかった

 

頂上?付近には車が数台止めれるスペースがあり、プチ登山道のようなものあった

 

見晴らしのいい場所まで登ったけど結構な勾配だった

 

ちなみにこの頂上まではdocomoだと余裕で4Gが通じていた

 

岩手側に下る。秋田側と比べると道幅は狭く草木で見通しも悪く路面も荒れ気味

 

携帯は途中で圏外になった

 

途中から横に沢があり、落ちたら死にそうなポイントが秋田側より多い

 

下りも楽しい。ところどころ車のタイヤの跡もありジムニーくらいの大きさなら通れそう

 

難易度が書かれた滝のガイドマップがあった。一番近い中級の滝に向かってみたがどうやら水の中に入らないと駄目っぽくて1人だと戻ってこれなさそうだったので引き返した。こういう場所に突っ込んで引き返すときセローのママチャリ並みのハンドル切れ角の恩恵を最高に感じる

 

ガイドマップが見えた頃から道幅も広くなりホッとしたので休憩した。コンビニで買っておいたカロリーメイトを食べつつ林道に入るときは水分を少し多めに持ったほうがいいなと思った

 

少し行くと登山道入口があり、箱を開けると地図と登山者が記録を残したノートが入っていたので読んだ。直近の入山者は4日前だった

さかのぼって読んでいくと結構頻繁に登山者が来ていて、単独で入山している人もいた。道の状態も良いらしく登山開始時刻が8時で下山が13時とかなのでそんな過酷ではなさそう

 

登山道入り口からは道も良く登山者の車が来そうな感じがしたので対向車に気をつけつつ下界に戻った

同じ道を戻る元気はなかったので岩手側で奥羽山脈を沿うようにのんびり走って仙岩峠を越え秋田県に戻り帰路についた

通行止めもなくソロでもそこまで緊張しないで走れるいい林道だった

マウンテントレール

中古で色々ついてるセロー250を買ったぜ!

MTでは控えていたがNinja時代から荒れた道を走る悦びは薄々感じていた

 

WR250Rとかなり迷った。オフ車としてのカッコよさはWRだし憧れはあったし1台持ちなら迷わずにWRを買ったけれど、大型のセカンドバイクと考えるとセローがあまりにも最強すぎた

 

動画とか楽しそうだし、とにかく林道を走ってみたくてセローを選んだ

オンロードは5速までしか無いし馬力も低くもっさりしてる、50~80が快適でそれ以上はエンジンがうるさすぎるし分解しそうな振動がくる。高速は乗る気にならない

Vスト250、VERSYS-X 250などの選択肢がある今オンロードに限るならわざわざツーリングセローは選ばないかなという感じ

ただ、ゆっくり延々とトコトコ走るならあり。トロくて車を追い越す気も起きないし前に軽トラがいても全くイライラしない。景色を楽しみながらのんびりした気分でツーリングができる

 

これが林道に入ると一変してめちゃくちゃ楽しいマシンに豹変する。ハンドルの切れ角、シート高の低さで二輪二足で進める恩恵の大きさ、そしてとにかく極低速での粘り強さが凄まじくて写真のような坂道だろうがグングン登れて超面白い

 

マウンテントレールってこういうことね完全に理解した

 

軽いし握れる場所が多いのでスタックしてもバイクを倒して引きずり回して脱出できる

 

 (納車2日目)

 

全く違うカテゴリのバイク、初めての林道は学ぶことも多いけどとにかく楽しくてしょうがない。ほどほどに緊張感を持って毛ガニだけは気をつけよう

 

エンジンオイル教

MT09のチェーンを交換して注油方法も粘度の低いエンジンオイルに変えたので早速試走しに行った

 

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押し引きは明らかに白ルブよりも軽く、加速時もチェーンの抵抗が少なく軽やかに回ってるような感覚。エンジンオイルだとチェーンのローラーを指でなぞるとソロバンみたくシュコシュコ回るようになったのでフリクションロスは確実に白ルブを使っていた頃よりは確実に減っている。チェーン音もジャラジャラというよりシャラシャラでウェットなスムース感というか…ここらへんは街中の発進が特に分かりやすい

 

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 MT-09と牛の大群

 

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WindowsXP

 

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アツイーヌ

 

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上は真っ白

 

 

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エンジンオイルは加減を間違えるととにかく飛び散る

それもそのはずでオイラーに入れてチェーンに注油したのだけれど口が広くてソースぐらいの勢いで結構ドバドバ出てきてオイルを挿すというよりチェーンにオイルをかけるという表現が正しい状態だった。念入りに拭いても隅々まで行き届いたオイルはチェーンが回ると遠心力でドバァと吹き飛んでいき写真のようになったというわけ

タイヤの皮むきみたく少しずつ端を使えばズルっといくことはなかったけど、普通に怖い

 

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なのでオイラーを改良し一滴一滴、雫のように出るようにした

 

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改良したオイラーでプレートとローラーに2,3滴挿して走ってみたらここまで減ったので1滴くらいがベストなのかもしれない

 

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とにかく掃除が楽。本当にこれに尽きる

粘度低くてそもそもオイル自体が飛んで行くからゴミ、砂は全然ついていないしウエスで拭くだけでチェーンがキレイになる。オイラーで1コマずつ垂らして行って最後に拭き取りつつプレートのサイドに塗る。ホイールの飛び散りはブレーキダストやら砂やらは付着するけれどこれもウエスで拭き取るだけで簡単に取れる。何ならオイルが残って程よい艶も出る

白ルブの場合強粘着すぎてチェーン清掃はパークリ必須。ホイールは塗装が落ちるのでプレクサスで汚れを取っていた。とにかくあのプレートの間に溜まった真っ黒なルブ糞をクリーナーぶっかけてきれいにする作業がないだけでかなり楽なのだ。ツーリングから帰ってきてもチェーン暖かいうちにやっとくかと思うくらい

メンテナンスサイクルは短いけれど掃除が楽なのですぐにオイルを塗布して最良の状態を作りやすい。今まではメンテナンススタンドを使っていたけどユニットのスイングアームリフトを購入して超気軽にチェンシコできる最強の環境ができあがった

MT-09のチェーン交換した

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1万キロ前後くらいでチェーンのいたるところからシールがぴょんぴょん出ているのに気づいた

 

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そのままチェンシコして乗ってたらついにシールがまるごと出てきたので流石に交換しないとまずい気がした

Ninja400では4万キロ純正のチェーンで何事も無く乗れたが、大型の加速力を存分に楽しむ走り(意味深)をしていればそれなりにチェーンに負荷はかかるだろうしそれ以外にも色々心当たりがありますあります

 

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MT-09のチェーンは525のリンク数は110。スプロケットはそのまま使うしコンバートもしないので純正と同じ。EKのブラックと迷ったけどOHLINSの金ピカリザーブタンクもチェーン側だし王道を征くDIDのゴールド

 

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かし丸君で古いチェーンを外す。チェーンカッターで検索すると値段がピンキリだけどAmazonの評価が物語っている通りこれ買っておけば間違いないと思った

ピンの頭を削らないで抜いたけど押し出す棒が破損する気配はなし

 

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古いチェーンに新しいチェーンを結束バンドとかでつなげれば交換が楽だけど、ルブ糞がヤベーことになってるので全部外して掃除しました

 

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土みたいなルブ糞の塊がスプロケットカバー開けたらボトボト落ちてくる

バイク屋がよく白ルブを使っているイメージがあって間違いないかなと思いヤマルーブのやつを使っていたけど、これは頻繁に乗ってメンテする人には向いてないような気がする

そこまでバイクに傾倒していない一般の方々はチェンシコなんてそうそうやらないのは錆びてるチェーンを見れば分かることで、だからこそバイク屋は強力な粘着力でチェーンにとどまって雨の中走っても抜けきらない白ルブを使っているんだろう多分

それに比べて500キロなんて簡単に走ってしまいそれくらいのサイクルでチェンシコをしようと思うと、この白ルブの粘着性は凶悪すぎる

ホイールに飛んだのは言わずもがな、砂ゴミ付きまくりのをクリーナー使ってブラシで落とすのも一苦労だし、横着してブラシ使わずにウエスでこすっただけでゴミを呼んだ古いルブが残っている状態で上から新しく吹きかけたのもシールの寿命を縮めた一因なのではないかと思ってる

 

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からしマヨネーズとシールをはめて周りのプレートと同じ高さになるように圧入する

 

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ASH 片口めがねレンチ19mm RS0019

ASH 片口めがねレンチ19mm RS0019

 
ASH 片口めがねレンチ27mm RS0027

ASH 片口めがねレンチ27mm RS0027

 

 かし丸君を使うときに19と27mmのメガネレンチが必要だけど、頭がへの字に曲がってる片口が締めるときも緩めるときも握るように力を入れやすくて楽かもしれない

 

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ピンをカシメれば完了。躓くことなく一連の作業をスムーズにできたのはかし丸君さんのおかげですわ

 

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MT-09のチェーンのたわみ量の適正値は5~15mm、25mm以上は走行禁止と少しビンビン過ぎないか?

適正値に張って走ってみると交換前はたるみ過ぎていたなと思うくらい明らかにフリクションロスが減ったサラサラスムーズな回転を体感できやっぱこういうところは性能に直結する大事な部分なんだなと思ったわけ

ちなみにチェンシコはゴールドチェーンにしたし手入れが楽な粘度の低いエンジンオイルでメンテサイクルを短くして試してみようと思う

SUGOに全日本見に行った

5月26日にSUGOで行われた全日本ロードレース選手権を見に行って来ました

バイクのレースをサーキットで見たのは初めてで知識もあまりない状態で見たけれど、クッソ楽しかった。大人になってからどっかに行ってあんなにワクワクソワソワしたの初めてなくらいバイク好きにとって至高の空間ですねあれは…音がやばいね、音が…

 

8耐カラー

 

メーカブースも結構豪華でよかった

 

一眼に55-250mmのレンズつけて久々に持ち出した

普段はあまり性能に不満を感じませんが、バズーカみたいなの持った人の隣で流し撮りをすると連射速度が段違いで80Dは所詮中級機ですね

流し撮りなんて普段する機会があまりないので数撃ちゃ当たる戦法でやったら3500枚もあってブレブレの中からガチピンを探す作業だけで力尽きて現像するのがめんどくさくなったのでほぼ全部撮って出し